卓上で気軽に茶藝を楽しむ越前焼のティーカップセット
日本茶の深い香りを適切な温度で楽しむ湯冷まし付きの
ティーカップセットです。日本の伝統的な6つの焼物の産地
(6古窯)の一つである越前焼の里から職人が一つ一つ
手作りでお届けします。
日本では約1万2000年前の土器が発見されており、日本の焼物は世界で最も長い歴史をもっています。
その長い歴史に裏打ちされた高い技術は、世界でも高い評価を得ています。
また、材料となる土の種類の豊富さも世界トップクラスを誇ります。
越前焼がはじまったのはいまから約850年前です。
1948年には、日本の代表的な6つの窯のうちのひとつに認定され、全国にその名が知られるようになりました。
また、2017年に「日本遺産」の認定を文化庁から受けたことをきっかけに、 日本国内だけでなく海外に向けての発信も積極的に行っています。
原材料となる土は、地元で採取したものを使用。
鉄分を多く含むため、お茶の味をよく引き立てると評判です。 [焼物photo]
自然界にある土の温かみと、職人の手のぬくもりが感じられるのが焼物の特徴です。
また、世界の焼物は均整のとれた美しさを追究しているのに対して、 日本の焼物はアシンメトリーや焼いたときの染みなど、自然の造形に対して美しさを見出すという特徴があります。
かたちや色が異なり、それぞれが世界にひとつだけのものです。
今回のプロジェクトでは、越前焼の技術を駆使して、お茶を楽しむための茶器を製作しました。
お茶は本来熱湯では無く、湯冷ましを使い10度程度お湯の温度を下げることでより甘みと香りを楽しめる状態にする事が大切です。
今回湯冷ましをセットに入れた事で、お気軽にデスクでも美味しいお茶を楽しめます。
[茶道photo]
お客さんが家に来たとき、日本では古来からお茶を出していました。
これは日本の伝統文化である茶道を源流とする、日本ならではの「おもてなし」です。
静かな空間でお茶を楽しみながら、日本の美意識である「わび・さび」を味わう。これが日本の茶文化です。
とはいえ、お茶の道具をすべて揃えるのは、お金もかかるし大変です。
そこで私たちは、より多くの人に気軽にお茶を楽しめるよう、今回のプロダクトを開発しました。
豊彩窯について
茶器を作るのは、豊彩窯の吉田氏。
30年以上もこの仕事を続けています。
若いときはとにかく目の前のことに一生懸命だったという吉田氏は、いまでは焼物を成形するときの道具を自分で作り出すことができます。
吉田氏は
「昔から連綿と受け継がれてきた日本のお茶文化がある。
この茶器を使って、ただお茶を飲むだけでなく、お茶を通じての人間関係や、お茶を飲むその空間を楽しんでもらいたい」
と話します。
[吉田氏作品photo]
器など一般的な焼物だけでなく、社会風刺や人間の生きざまをテーマとした美術品づくりにも尽力。
そうして得られた独自の視点・技法からインスピレーションを得て、 新しい作品づくりに活かしています。
プロダクト紹介
[吉田さんphoto]支援していただいたあなたに、越前焼の職人である吉田さんから、お礼のメッセージを送ります。
職人の吉田さんがひとつひとつ手作りしたお皿です。
食事のテーブルに「和」を取り入れることで、あなたの食事がもっと華やかになります。
色、かたちは下記のようなバリエーションをご用意。
利き酒が3倍奥深くなると言われている「ひらら」。
飲み口の厚さが1mm以下という、焼物では困難とされていた薄づくりを実現しました。
極薄の飲み口ならではの口当たりは繊細で優しく、平盃の形状はふくよかな香りを倍増させます。
色は「黒」と「茶」の2種があります。
越前焼職人が、ひとつひとつ手作りで仕上げた本格的な茶器です。
気軽に使っていただけるよう、茶漉しや湯さましなどお茶を飲むのに必要な一連の道具を、シンプルに重ねて収納できるようにしました。
現在さらに使い勝手のよいものを開発しており、デザインは変更になるかもしれません。ご了承ください。
湯冷まし、湯呑、茶漉し、ふたの4点セット。
焼物がもつ独特の色と肌ざわりを楽しみながら、大切なお客さんをもてなす最高の一杯を淹れてください。 色は現在、写真にある4色を予定しています。
[工房photo]茶器を作る越前焼の「豊彩窯」に行き、ふだんは一般人が立ち入ることのできない工房を見学できます。
この道一筋30年。職人の匠の技術をどうぞ間近でご覧ください。
また、近くにある「福井県陶芸館」では、食器や花瓶など、自由な発想で自分だけのオリジナル作品を作る体験もできます。
さらにその近郊には、越前漆器や越前和紙などの伝統工芸産地が集積しており、それらを巡ることもできます。
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